ほしの糀(こうじ)

Mission: Miso makes the world piece
味噌は世界を平和にする

ほしの糀の主な活動は販売している米麹や味噌の仕込みと、ワークショップを通して参加される方に味噌作りや甘酒などの仕込みなど発酵の世界を伝え、共に学んで行くことです。

特にワークショップには強い想いがあり、生活の自給の一歩目としてそれぞれの家庭が自分たちで味噌を仕込み、自分たちの常在菌で醸された手前味噌を食べる様な家庭が、日本の社会に戻ってきたらより社会は良くなるだろうと考え活動をしています。
長年の活動の中から定期的に味噌仕込みワークショップを開催し、声をかけてくださる幼稚園などもあり園児たちと味噌を仕込み、実際に自分たちで仕込んだ味噌を給食で食べる園児たちの姿をみているとほしの糀のミッション、Miso makes the world pieceも少しずつですが発酵し、その歩みの中にいることを実感します。

糀を仕込む作業はとてもシンプル。

  • ・米を洗う
  • ・一晩、浸水させる
  • ・半日ほど水を切る
  • ・米を炊き上げて蒸す
  • ・蒸した米に種麹をつける
  • ・二日間、発酵の面倒を見る。

これだけの工程です。
作業自体はとてもシンプルですがこの仕事は発酵や糀の世界が好きだからこそ続いている方が多く、特に種麹をつける作業はそれぞれの糀屋さんがいろいろな想いを持っています。
糀屋の中では、種麹を「もやし」と呼ぶことがあり、萌える、芽吹くという意味だと教えて頂きました。お米に種麹をつける作業は、お米に菌を芽吹かせる作業。
物語が始まるような瞬間で種麹を米に芽吹かせると、発酵のミクロな世界では分解が始まります。
そして、そこにあるそれぞれを受け入れ、互いの良さを分かち合っていく、そして土に戻る様な地球に戻って行くようなイメージで一つになっていきます。

味噌は、食品として珍しい生きた菌を食べる生き生きした食べ物ですので、仕込みに関わると菌の成果を通して目に見えないミクロな世界で起きることを感じ、不思議な波動の世界をどうしても意識します。
美味しくなあれ、かわいい、今日も素敵だね、そんなことをつぶやきながら、世の中がより分かち合っていく世界になればと願いを込めて、今日も糀を醸し味噌を仕込んでいます。

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